トップページ原料辞典

原料辞典

技術者限定情報

ボダイジュ(シナノキ)

アカブドウ葉
ボダイジュ

植物の紹介

 フユボダイジュ、ナツボダイジュ、西洋ボダイジュの花はボダイジュ花茶(リンデンフラワーティー)として、ヨーロッパを中心に18世紀から飲用されてきました。 フユボダイジュは北半球の温帯~亜寒帯に分布するシナノキ科の植物です。同族植物のナツボダイジュ、西洋ボダイジュとともにメンタルハーブ「リンデンフラワー」の起源植物として利用されてきました。これらボダイジュは、5月~6月にかけて黄色の小花を下垂して咲かせます。この花を乾燥させたものがハーブとして使用されます。 リンデンフラワーティーは、18世紀から伝承的に不眠症、不安神経症、子供の興奮状態、風邪の初期症状などの緩和を目的として飲用されてきました。 日本でもハーブティーとして、愛好者が増加しつつあります。
 なお、釈迦が悟りをひらいたといわれるのは、インド原産のインドボダイジュ Ficus religiosaであり、本種とは全く異なる種類の植物です。
 成分としては、フラボノイド配糖体を含んでいます。

ボダイジュエキスの主な作用・効果

リラックス・抗ストレス作用
抗酸化作用

脳内モノアミンオキシダーゼに対する作用

 神経伝達物質であるノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミン等のモノアミンはシナプス前神経終末部において再吸収された後、モノアミン酸化酵素の作用により分解され、生体内レベルが調整されています。しかしモノアミンオキシダーゼの作用は、通常の生体酵素とは逆に加齢と共に上昇することが知られています。脳内モノアミンオキシダーゼの亢進はモノアミン含量の減少をきたす原因となります。また、ストレスを受けることで脳内ノルアドレナリンの含量が低下し、ストレスがなくなった後もすぐには回復しないことが知られています。

アカブドウ葉

これらの原因による脳内モノアミン含量の減少は、抑うつ状態を招く原因の一つとなります。
モノアミンオキシダーゼ活性の緩やかな抑制作用を有するボダイジュの抽出物は、脳内モノアミン含量の減少により引き起こされる抑うつ状態の解消に役立つと考えられます。

この原料を使用した製品

化粧品・医薬部外品原料:シナノキエキス
食品・食品添加物用原料(機能性食品素材):ボダイジュエキスパウダーMF

本ページ内に記載の技術情報は、化粧品または食品・健康食品企業の方をはじめとするその関連する業務に従事されている方を対象に、適正にご使用いただくことを目的としたものであり、一般消費者向けのものではございません。これら技術情報は市販商品における効能を示唆するものではないことにご留意いただき、関連法規制の規定等をふまえ、消費者に向けた広告宣伝や販売等の目的に 使用することはお避けください。

原料辞典

効果・機能分類

お問い合わせ

©2017 丸善製薬株式会社 All Rights Reserved.