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ツルレンゲ

ツルレンゲ

ツルレンゲ 種子

 ツルレンゲは日本国内でなじみの深いレンゲ草と同じ仲間ですが、日本には自生しておらず、中国などでみられる多年草の植物です。食薬区分においては、非医薬品リストにシャエンシ(沙苑子)の種子が収載されています。ツルレンゲは漢方薬としての利用が多く、煎じて服用することでめくらみを治す、肝・腎臓の機能不足を補う効果があるといわれています。

ツルレンゲの主な作用・効果

アイケア
網膜虚血ダメージ予防作用
アルドースリダクターゼ活性阻害作用
UV-Bダメージ回復作用

抗酸化作用
SOD様作用
ラジカル消去作用
過酸化水素消去作用

ルテインとの併用作用
ルテインの減少防止作用

眼精疲労改善作用(人)

網膜虚血モデルによる視神経細胞ダメージ防止作用

  左眼球(虚血負荷)
神経細胞数(cell/mm)
右眼球(未処置)
神経細胞数(cell/mm)
①注射用水投与群
63.4 ± 4.6
89.1 ± 3.3
②ブルーベリー抽出物投与群
63.8 ± 2.6
85.1 ± 3.3
③ツルレンゲ抽出物投与群
82.3 ±6.8*
88.0 ± 3.2

*: p<0.05 vs 注射用水 (F-t test)

ラット眼球組横断面写真

ツルレンゲ抽出物に、神経細胞数減少抑制作用を認めました。
→圧力負荷・虚血・血液の再環流による視神経細胞のダメージを防ぎ、視力低下や緑内症などの予防効果が期待できると考えられます。

UV-Bダメージ回復作用

ツルレンゲ抽出物に、UV-Bダメージ回復作用を認めました。
目が光よりうけるダメージを防止もしくは回復させる作用が期待されます。

ルテインの減少防止作用

試験方法
ルテイン0.08mg/mLの溶液にツルレンゲエキスを添加し、15,000ルクスの蛍光灯下、37度のグロースチャンバー内に保管し、ルテイン残存率を吸光度を用いて測定しました。 

ツルレンゲ抽出物に、ルテインの減少防止作用を認めました。
ルテインとツルレンゲ抽出物を添加することで、ルテインのみの場合と比べて、ルテインの効果を長時間持続することができると期待されます。

 

眼精疲労改善作用/ヒトボランティア試験

【試験方法]
VDT作業に従事し、眼の疲れやすい成人女性(11名)を対象に、ツルレンゲ抽出物(400mg)を1日1回、4週間連続摂取していただき、眼科検査(視力、フリッカー値)およびVASアンケートを実施しました。(医師の管理下で実施しました。)

ツルレンゲ抽出物の摂取により、眼の負担軽減、視神経系の機能向上、感覚的な心身疲労度の改善などの効果が認められました。

この原料を使用した製品

食品・食品添加物用原料(機能性食品素材):ツルレンゲ乾燥エキス

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