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ニュースリリース

<学会発表>第30回和漢医薬学会学術大会 口演発表

2013年8月31日−9月1日に金沢で開催されました第30回和漢医薬学会学術大会において、弊社より以下の口演発表を行いました。

皆様のご来場、まことにありがとうございました。

【演題】
シャクヤクの皮膚創傷治癒促進作用について
【発表概要】
シャクヤクはボタン科の多年生草本であり、その根は生薬として血行促進、抗炎症、鎮痛、解熱等を目的とした漢方に用いられている。また皮膚疾患用薬とみなされる処方に高頻度で配合されている。本研究ではシャクヤクから抽出したエキスおよび主成分であるペオニフロリンの皮膚創傷治癒促進に及ぼす影響を検討した。
正常ヒト表皮角化細胞(NHEK)を用いて細胞遊走促進試験を行った結果、シャクヤクエキスおよびペオニフロリンを添加することによってスクラッチ部への細胞遊走を促進する作用が認められた。またシャクヤクエキスおよびペオニフロリンはNHEKに対して、増殖促進作用、ATP産生促進作用、インテグリンα6産生促進作用およびβ-ディフェンシン3 mRNA発現促進作用を示した。シャクヤクエキスに細胞遊走を促進する作用と各種遊走に関わる物質の産生を促進する作用が認められたことから、シャクヤクエキスは表皮角化細胞を活性化し、傷によって出来たスペースを効率よく細胞で埋めることで創傷治癒促進作用を示すと考えられた。ペオニフロリンにもシャクヤクエキスと同様な作用が認められたことから、ペオニフロリンはシャクヤクの創傷治癒促進作用の活性成分の一つであると考えられた。

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