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ニュースリリース

【学会発表告知】日本農芸化学会2020年度大会での発表告知

2020年3月25-28日に開催されます日本農芸化学会2020年度大会において、TRPV1アゴニストであるピペリン類の調製とヒハツ抽出物における定量に関する研究成果を発表致します。

開催場所:九州大学 伊都キャンパス
開催期間:2020年3月25日(水) ~ 3月28日(土)
発表日時:2020年3月27日(金) 16:54~ (A01会場)

[演題]
TRPV1アゴニストであるピペリン類の調製と相対モル感度を利用したHPLC定量法の開発
(Preparation of piperine analogous, TRPV1 agonists, and development of quantitative analysis method for these compounds by HPLC using relative molar sensitivity)

[発表概要]
 ヒハツの果穂の抽出物は健康食品原料として利用されており、これに含有されるピペリンには、TRPV1活性化作用をはじめ様々な活性が報告されています。
 ピペリンにはイソピペリン、イソシャビシン、シャビシンというcis-trans異性体が存在し、溶液中で可逆的な光異性化により容易にこれらの存在比が変動します。また、これらの異性体は市販されておらず、純度が確かなサンプルを入手することが困難なことから、各異性体の活性評価や定量分析法は検討されていませんでした。
 我々はヒハツ抽出物の主要なピペリン類であるピペリン異性体とピペラニンを調製し、定量NMR法を用いてその絶対純度を決定し、TRP活性評価や定量分析法の検討に利用しました。
 HPLC-UVによる定量法の検討では、ピペリン以外のピペリン類の定量用標準品が継続的に入手困難であるため、ピペリンに対する各ピペリン類の相対モル感度(RMS:Relative Molar Sensitivity)を、それぞれの絶対純度に基づいて明らかとし、絶対検量線法に代わる汎用定量法として、ピペリンを単一基準物質としRMSを利用するピペリン類5成分の定量方法 (RMS法) を開発しました。

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